ANA国際線特典航空券で初歩的な勘違い。皆さんは大丈夫??
初歩的な内容ですが、ANA国際線特典航空券で私が勘違いしていた点があったので紹介します。
プロフィールにも記載していますが、私には子どもが2人います。下の子はまだ1歳ちょっとなので、下の子の航空券代がかかるようになる前に、ANA国際線特典航空券を利用して家族でハワイでも行きたいな~と思っていました。
ハワイだとレギュラーシーズンのビジネスクラスで65,000マイル必要なので、下の子はひざの上に乗せて、65,000マイル×3名=19,5000マイル貯まり次第予約しよう!
と考えていましたが、大きな勘違いが2つあります。どこを勘違いしていたか分かるでしょうか!?
マイラーの方はすぐに分かる方がほとんどだと思いますが、私は恥ずかしながら先日気づいたのでシェアさせていただきます。
幼児にもマイルが必要!?
まず1つ目は幼児にもマイル、もしくは、航空券を購入する必要があるということです。
以前沖縄へ特典航空券で旅行した際は、子供が3歳未満の場合に、座席を占有しないこと(ひざの上に乗せること)で、マイルは不要だったため、国際線でも同じと勘違いしてしまっていました。
国内線と国際線では幼児の取り扱いが違うので要注意です。
国内線特典航空券の幼児規定
国際線特典航空券の幼児規定
上記にある通り、国際線特典航空券では幼児は大人と同じマイル数で座席を占有するか、大人と同じ搭乗クラスの幼児運賃(座席占有不可)または小児運賃(座席占有可)で航空券を購入する必要があります。
また、幼児の規定も国内線と違い、2歳未満となりますので、ご注意下さい。
マイル、もしくは航空券の購入が必要だとして、実際にハワイ便のビジネスクラスの小児運賃、幼児運賃はいくらなのでしょうか?
小児運賃は大人運賃の75%、幼児運賃は大人運賃の10%です。
適当な日の東京-ハワイのビジネスクラスで検索してみると、大人運賃が200,000円、小児運賃が150,000万円、幼児運賃が20,000円でしたので、2歳未満の場合は65,000マイル、もしくは150,000円、もしくは20,000円(座席なし)必要となり、2歳以上の場合は65,000マイル、もしくは150,000円必要となります。
座席なしの幼児(2歳未満)の場合でも航空券代で20,000円程度はかかるということ、
また、2歳以上の場合は大人と同等のマイル(もしくは大人運賃の75%の運賃)が必要となりますので、その分も考慮してマイルを貯める計画を立てなければいけません。
ビジネスクラスの特典航空券は競争率が高い!?
2つ目の勘違いは、ハワイ等の超人気区間においては特典航空券を予約する競争率がものすごく高いということです。
マイルが貯まったら、ハワイのビジネスクラスの特典航空券を気軽に利用しようと思ったのが2つ目の大きな勘違いです。
ある程度、予約がとりにくいことはあるだろうとは思っていましたが、過去に仙台-沖縄便、羽田-サムイ島(タイ)便の特典航空券をけっこうすんなり取れたため、かなり甘く考えていました。
いろいろな方のブログを見ているとハワイ便のビジネスクラスは一般会員に開放されている特典航空券用の席は2席のみのようです。
実際に来年4月の特典航空券の空席状況を確認してみましたが、確かに2席では予約出来る日もありますが、3席以上予約できる日は全くありません。(あくまでハワイ便のビジネスクラスの話です。他区間(バンコク等)ではビジネスクラスで4席予約できる日もあります。)
2席しか解放されていないのであれば、家族でハワイ便のビジネスクラスを利用するのは無理ですね・・・。
ただ、ANAの上級会員の場合は、もう少し特典航空券用の席が解放されますので、家族でハワイへのビジネスクラスを利用したい場合は上級会員になるしかありません。なお、他の方の検証によると、ハワイのビジネスクラスの場合は、どうやら上級会員(プラチナ会員、SFC会員)向けには追加で2席開放され、特典航空券の枠としてTotal4席が解放されるようです。たった4席しかないのでかなり激戦です。
ANA国際線特典航空券は搭乗の355日前(ご出発日含まず)の午前9時から予約可能となりますので、人気区間、日程ではその時間ぴったりに予約競争が始まるようですね。
人気区間を予約する確率をあげる方法もいろいろあるみたいですが、私も諸先輩方のブログで勉強しただけであり、パクリ記事にしかならなさそうなので、内容を記載するのは見送ります。(自分で実践してから書かせて頂きます)
また、ハワイ便はエコノミークラスでも競争率がすごく高いです。
年内の空席状況を確認したところ、大人1人分の予約でも取れない日がほとんどでした。
ただ、現時点では来年の1月以降であればほとんどの日(3月下旬を除く)で大人4人分の予約が可能だったので、一年近く前から計画を立てていれば、家族で希望の日に利用することもできるかもしれません。
しかし、人気区間で、盆や冬休みなどの長期休みの日程で旅行したければ、やっぱり355日前(ご出発日含まず)の午前9時に予約する必要があるとは思いますので、特典航空券を利用するための事前計画が大切ですね。
最後に
今回の記事ではANAのマイル(国際線の特典航空券)について少し否定的な内容となってしまいました・・。
しかしながら、「マイルを貯めたけど、利用したいと思ったときに全然使えない!!ANAマイルはダメだ」などと後から思わないように、ちゃんと把握しておかないといけない内容だと思います。
ただ、あくまでも今回は超人気区間(ハワイ)についての内容です。
他の区間ではもっと特典航空券の予約がしやすい区間もありますし、国際線の特典航空券がよいということは変わらないと思っています。
そうなると、どこの区間の特典航空券の予約が取りやすいかも気になると思いますが、その部分は今度調べて紹介したいと思います。
今回は初歩的な内容だったと思いますが、みなさんも私と同じ勘違いをしないようにしてください(笑)
特典航空券については、以下記事もご覧ください♪
特典航空券を利用するためにマイルを貯める方法は以下記事をご覧ください♪