ANA国内線特典航空券を2ヶ月+14日前に発券しました!国内線特典航空券の発券ポイント!!
先月のANA国際線特典航空券のファーストクラスに続いて、ANA国内線の特典航空券も発券しました!そこで、今回の記事では、ANA国内線特典航空券を発券する時の押さえておくべき基本情報と、2ヶ月+14日前に発券する裏技について紹介します。
ANA国内線特典航空券を2ヶ月+14日前に発券する裏技については以前から知っていましたが、実際に自分で実践してからブログで紹介しようと思っており、この度ようやく解禁となりました。
ANA国内線特典航空券の基本情報!
まずは、ANA国内線特典航空券の基本的なルールと、押さえておくべきポイントについて一覧にまとめましたので、ご覧ください。
基本的なルール | 押さえておくべきポイント | |
対象便 |
ANA便名の日本国内線全路線 ※ANA以外の他社が運航する日本国内線コードシェア便は、ANA便名での予約のみ対象 |
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区間 | ANA便名の日本国内線全路線の任意の片道(1区間)または2区間 |
・片道もしくは2区間で発券可能。 |
必要マイル数 |
・必要マイル数はシーズンと区間によって異なる。往復で10,000マイル~23,000マイル。(片道のみの場合は上記の半分) |
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幼児・小児の特典利用 |
幼児(3歳未満)は大人1人につき1名まで、大人のひざの上に乗ることで無料。大人と同じマイル数で座席の占有可能。 小児は大人と同じマイル数が必要。 |
・3歳未満であればマイル不要。(マイルなしの場合は当然座席はなし) |
家族の利用(特典利用者登録) | あらかじめ特典利用者登録(最大10名様まで)をしておくことで可能。 |
・2親等以内の家族が利用可能。(祖父、祖母~兄弟、孫まで利用可能) |
プレミアムクラス |
プレミアムクラスの予約は不可。 ※当日空港で空席がある場合、所定の「プレミアムクラス料金」を支払うことで利用可。 |
・プレミアムクラスの予約は不可。 |
利用できない期間 |
2017年は以下 東京・名古屋・大阪発:5/3、8/11~8/13、 12/29~12/30 東京・名古屋・大阪着:1/2~1/3、5/6~5/7、8/15~8/16 |
・東京、名古屋、大阪発着では利用できない期間が設定されている。 |
予約期間 |
搭乗2カ月前の同一日午前9:30から搭乗日4日前まで (空席待ちの発券は不可) 往復または2区間以上利用の場合 復路または2区間目以降が予約受付開始前の場合も、往路(第1区間目)と同時に予約可能。ただし、復路または第2区間目以降の搭乗日が、往路便(第1区間目)予約取得日の2カ月後の同一日から14日以内に限る。 |
・空席待ちでの発券は不可。 ・基本的には2ヶ月前から発券可能。 但し、2区間目は1区間目の搭乗日から14日以内であれば、1区間目と同時に予約可能。 |
発券手数料 | なし | ・発券手数料はなし。 |
予約変更 |
搭乗者・利用区間およびマイル利用者名義の変更は不可。 搭乗日・搭乗便は変更可能。予約便の出発前かつ希望便出発日の4日前(搭乗日含まず)までの手続き。 ご搭乗日の変更によるシーズンの変更は、必要マイル数の差額調整がある。 |
・搭乗者・利用区間の変更はできないが、出発前であれば自由に変更可能。(搭乗希望日の4日前までに手続きが必要) ・利用日変更することによって、必要マイル数が増減する場合は調整が必要。(マイルが減る場合は戻ってくる) |
キャンセル | 1名につき3,000マイル 第一区間のご予約便ご出発前までにサービスセンターに連絡。(空港やANAウェブサイトからは不可) | ・3,000マイルでキャンセル可能。 |
ANA国内線特典航空券を2ヶ月+14日前に発券する方法!
私の発券内容
まずは簡単に私の発券内容を紹介させて頂きます。昨年はSFC修行を全て単独で実施し、今年の国際線ファーストクラスは私の一人旅という後ろめたさもあり?、今回は家族4人分(実際には3歳未満の幼児含む3人分)の特典航空券を発券しています。私の家庭環境についてちょっと心配して頂いている方もいるかもしれませんが、家族理解の上でマイラー活動をやっていますのでご安心ください。(笑)
本当は行き先くらいは隠さずにしておきたかったのですが、説明の都合上、往路の出発日を見せる必要があり、仕方なく行き先を隠しています。
ANAの国内線特典航空券は3/31まではハイシーズン、4/1以降はローシーズンになるため、私はANA国内線特典航空券を使った家族旅行であれば、4/1以降の土日を含めた春休み期間がねらい目だと思っています。今年は4/1が土曜日であったため、私としては4/1出発をねらっていましたが、おそらく4/1の2ヶ月前である2/1に発券したのでは遅いかもしれないと考えていました。
そこで今回2ヶ月+14日前に発券する裏技を利用しましたが、2ヶ月前の2/1に該当の便を確認した時にはすでに満席となって発券できない状態となっていましたので、この裏技を使って本当に良かったと思っています。以下が2/1に該当便を確認した時の画像です。
2ヵ月+14日前に発券する方法
2ヶ月+14日前に発券する場合、出発日と帰着日のどちらを2ヵ月+14日前に発券するか!?ということを予め決めておく必要があります。どんなに頑張っても片方の区間しか2ヵ月+14日前に発券することが出来ず、もう片方の区間は2ヶ月前にならないと発券できません。出発日と帰着日のうち、予約しにくいほうを2ヵ月+14日前に確保するように考えましょう。
①帰着日を2ヵ月+14日前に発券する場合
私は今回の旅程では土曜日である出発日のほうがとりにくいと考えて出発日を2ヵ月+14日前に発券しましたが、帰着日を2ヵ月+14日前に発券する方法のほうがオーソドックスですので、まずは帰着日を2ヵ月+14日前に発券する方法について説明します。
例えば、今年のカレンダーで言うと、
「4/6(木)~4/9(日)で羽田から福岡の帰省を計画。4/6は木曜日だし何とか予約出来ると思うけど、4/9は日曜日だしUターンにぶつかるかもしれないので帰りの便を予約できるか心配…。」
と言ったようなケースに利用されるかと思います。
まずは、希望する帰着日の2ヵ月+14日前に、2か月後の日(仮の出発日)~帰着日の日程で特典航空券を発券します。上記で記載している4/6~4/9の帰省の例では、1/26に3/26~4/9の日程で発券します。イメージは以下の通りです。
後は希望する出発日の2ヵ月前になってから、仮の出発日を本来の出発日に日付変更すれば完了です。
今回の例では、2/6になったら、3/26の予約を4/6に変更して終わりです。
②出発日を2ヵ月+14日前に発券する場合
続いて今回私が実施した、出発日を2ヶ月+14日前に発券する方法です。出発日はどう頑張っても2ヶ月前にならないと発券できないと考えがちですが、発想の転換を行うだけで可能となります。最初の発券時に出発地の空港と目的地の空港を入れ替えて発券すればよいのです。後は帰着日を2ヶ月+14日前に発券する時と流れは変わりません。
分かりやすいように先ほどの例と全く同じ旅程でみてみましょう。
まずは、希望する出発日の2ヵ月+14日前に、2か月後の日(仮の出発日)~本来の出発日の日程で特典航空券を発券します。この時に出発地と目的地を入れ替えて、羽田-福岡ではなく福岡-羽田という形で発券します。そうすると、「3/23:福岡-羽田」、「4/6:羽田-福岡」の便が取れることになります。
後は本来の出発日の2ヵ月前になってから、仮の出発日を本来の帰着日に日付変更すれば完了です。
今回の例では、2/6になったら、3/26の予約を4/9に変更して終わりです。
出発日と帰着日が入れ替わることとなり、「本当にできるの?」と思われるかもしれませんが、ルール上問題なく、身をもって実施できることも確認済みです。
まとめ
の出発日と帰着日のどちらを2ヶ月+14日前に発券したいか?によって分けて説明しましたが、本質的な方法はどちらも同じです。以下がポイントとなりますので、よく覚えておいてください。
・優先して予約したい便の2ヶ月+14日前に発券する!その際、優先したい便は必ず二区間目(帰着日)とする。
・本来の出発日の2ヶ月前になったら、設定していた出発日の日程を本来の出発日or帰着日に予約変更する。
これだけですので、予約が取りにくそうな日の国内線特典航空券を発券したい場合は、ぜひとも2ヶ月+14日前に発券する裏技をご利用ください。
注意事項
最後に注意事項を紹介しておきます。
用意しておくべきマイル数について
この2ヵ月+14日前に発券する方法を使う場合は、一時的に必要なマイル数が増える場合があります。まさに今回の私がそうだったのですが、3月まではハイシーズン、4月からはローシーズンであり、私は4月の旅行だったためローシーズン分のマイル数しか用意していませんでした。
しかしながら、2ヶ月+14日前に発券する場合は、一度、3月の日程で特典航空券を発券することになりますので、片道分はハイシーズンのマイルが必要になります。ぎりぎりのマイルしか用意してない場合はこの裏技を利用できなくなってしまう可能性がありますのでご注意ください。
なお、私は予約する1週間ほど前に気付いたため、クレジットカードのボーナスポイントや楽天ポイントを移行して、なんとか2ヵ月+14日前にぎりぎりで必要マイル数をかき集めることができました。 以下のような感じですが、もう必死ですよね。(笑)
なお、3月の日程を4月に変更したタイミングで、差額のマイルはちゃんと戻ってきますのでご安心ください。
キャンセルも覚悟しておくこと
今回紹介した裏技は、往路か復路のどちらかは後から日程変更するため、場合によっては希望する日の便を確保できない可能性もあります。旅程が1日ずれるくらいであればいいのですが、最悪キャンセルせざるをえない可能性があることは十分理解しておいてください。ただ、特典航空券の場合は日程変更はある程度自由で、仮にキャンセルとなった場合でも1人3,000マイルを支払うのみですので、陸マイラーにとっては許容範囲だとは思います。
また、希望する日の便に変更できる可能性をあげるためにも、なるべく出発日の2ヵ月前の9:30に予約変更の手続きを行うことをお勧めします。
プレミアムクラスの裏技とは似て非なるもの!
プレミアム旅割28についても、ANA国内線の特典航空券と同じように2ヶ月+14日前に発券する裏技があります。それは似た方法ではあるのですが似て非なるものです。
特典航空券の場合は利用区間の変更ができないというルールをしっかりと覚えておいてください。プレミアム旅割28の予約の場合は、一区間目をダミーで予約してから、後から一区間目だけをキャンセルするという方法です。特典航空券の場合は利用区間の変更ができないため、プレミアム旅割28の裏技と同じことをやろうとしてもできません。決して一区間目をダミー区間として予約しないようご注意ください。
最後に
ANA国内線特典航空券は2ヶ月+14日前に発券可能です。それは決して難しいことをするわけではなく、やり方を知っていれば誰でも実施できます。
ANAの国内線特典航空券を利用する場合は、希望する日程を確保できるよう、2ヶ月+14日前に発券する裏技をご利用ください。
ANA国際線特典航空券のファーストクラス発券時の記事については以下をご覧ください。
特典航空券で旅行するためにマイルを貯める方法については以下をご覧ください。