ANAマイルを貯めるためのクレジットカードは!?
ANAマイルを貯める方法としてポイントサイトの利用を勧めますが、継続して貯められるようになるまでは、クレジットカードを利用することで獲得するマイルも重要です。
過去記事で記載しているように、クレジットカード利用でも毎年20,000マイル程度くらいは貯めることができると思います。
そこで、今回はANAマイルを効率的に貯めるためのクレジットカードを紹介します。
なお、年会費が高くてマイル還元率の高いクレジットカードもありますが、今回そちらは除かせていただきます。
お勧めクレジットカード(SFC取得を考えていない人向け)
一番のお勧めは、一般的によく言われていますが、やはりソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)とExtreme Cardの2枚持ちです。
ソラチカカードはポイントサイトからのポイント移行のために必須ということを紹介させて頂きました。
少し手間ではありますが、上記と同じようなことをExtreme Cardのポイントでも行うことで最もコストパフォーマンスに優れた方法となります。
コストとポイント還元率についてみてみます。
ソラチカカードは年会費2,000円+税(初年度無料)です。
Extreme Cardは年会費3,000円+税(初年度無料)ですが、年30万円利用で翌年度の年会費が無料となります。
クレジットカードの利用は全てExtreme Cardで行い、そこで貯めたポイントをGポイント、メトロポイントを経由することで、維持費がソラチカカードの2,000円+税でマイル還元率が1.35%となります。(年30万円利用でExtreme Cardの年会費を無料にすることが前提ですが、それを越えられないようではクレジットカードでマイルを貯めるのは厳しいかと思います。)
Gポイント、メトロポイントを経由するのが面倒だと思われるかもしれません。
ソラチカカードでそのままマイル移行することや、Extreme CardからGポイント経由のみでANAマイルに交換することもできますが、コストパフォーマンスがだいぶ落ちてしまいます。
ソラチカカードの場合:
Extreme Cardの場合:
ソラチカカードのみで済まそうとすると上記のようにクレジットカードの年会費+マイル移行手数料で合計7,000円+税となってしまいます。
(現状、ANAの他の一般カードでも多少の誤差はあるもののソラチカカードと同額程度の費用、還元率となります。)
Extreme Cardのみの場合は、クレジットカードの年会費、マイル移行手数料は0円で済みますが、マイル還元率が0.75%とだいぶ悪くなってしまいます。
ポイントサイトからのマイル交換も含めて考えるとソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)は必須となるため、ソラチカカードとExtreme Cardの2枚持ちで、年会費2,000円+税で還元率1.35%を実現するのが断然お勧めです。
お勧めクレジットカード(SFC取得を考えている人向け)
SFC取得を考えている人の場合、SFCの年会費が基本的に最低でも11,070円かかってしまうため、考え方が変わってくると思います。
今回、あくまで私の主観となりますが、コストパフォーマンスを重視した上ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードのVISAカードをお勧めします。
と言っても、まだSFC修行中の身でSFCを持っていないため、調べた結果となりますが、ご了承ください^^;
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードは年会費16,200円(15,000円+税)となりますが、マイル移行手数料が無料です。
さらに、VISAカードの場合、マイ・ペイすリボに登録することで、年会費が12,420円(11,500円+税)と割引になります。
ANAスーパーフライヤーズの一般カードの場合、年会費は11,070円ですが、マイル移行手数料がJCBで年間5,400円、VISA・マスターカードで年間6,480円かかってしまうことを考えると、マイ・ペイすリボを利用した際のゴールドカードの方が断然お得になります。
(一般カードの場合も、VISAカードでマイ・ペイすリボに登録すれば10,017円に割引となりますが、それでもゴールドカードの方がよいですね)
ここでマイ・ペイすリボっていったい何??というところが気になる部分だと思います。
マイ・ペイすリボはVISAカードのリボ払いの仕組みで、あらかじめ毎月の支払額を設定しておき、その金額を超えた分は自動的にリボ払いになるというシステムです。
リボ払いになると手数料がかかってしまいますが、毎月の支払額を上限いっぱいにしておけばリボ払いになってしまうこともありませんので、リスクも手間もなしで割引を受けることができます。
少しくらい手間をかけてもいいよという方であれば、マイ・ペイすリボをさらに有効活用できます。
それはマイ・ペイすリボ特典の、リボ払い手数料の請求がある場合に、その月のカードご利用代金について、通常のワールドプレゼントのポイントに加え、同じポイント数のボーナスポイントをもらえると部分を使うことです。
こちらは「リボ払い手数料の請求がある場合のみ」という条件がありますので、上述している毎月の支払額を上限いっぱいにするという方法は使えません。
また、かといってリボ払いで多額の手数料を払っては元も子もありません。
そこで、手数料をほとんど払わずにボーナスポイントをもらえるように調整をします。
実際の方法としては、マイ・ペイすリボの毎月の支払額を、毎月このくらいは使うという金額に設定しておきます。
(例えば、毎月10万円以上使うのであれば10万円を設定します)
毎月の請求額が決定した後、一部金額だけを除いて全て繰り上げで返済してしまえば、リボ払いとして残るのは残したわずかな金額に対してかかるだけになり、手数料もほとんどかからずに、ボーナスポイントがもらえるということになります。
(例えば、毎月の支払額が10万円、当月の請求額が12万5,000円の場合、2万4,000円分を繰り上げで返済することで、リボ払いになるのは1000円で、手数料は10円程度にしかなりません)
また、マイル還元率としてみる場合は、年間利用額によるボーナスポイントも付与されます。
大体の方は普段の買い物を1つのクレジットカードに集約することで、V2ステージになれるのではないでしょうか!?
その場合、例えば100万円の買い物をした場合は、150ポイント+30ポイント×5 = 300ポイントのボーナスポイントを獲得できます。
マイペイすリボに登録して毎月リボ払いをした場合、100万円の買い物をすることで、1,000ポイントのボーナスポイントを獲得できますので、年間利用額のボーナスポイントとあわせると1,300ポイント獲得となります。
ただし、ボーナスポイントは通常ポイントと比べると還元率が悪くなりますのでご注意ください。
通常ポイント:1ポイント=10マイル
ボーナスポイント:1ポイント=3マイル
上記レートで考えると、100万円の買い物をした場合、マイル還元すると通常ポイントとボーナスポイントをあわせて13,900マイルとなり還元率は1.39%となります。
これだけでもだいぶお勧めできますが、さらにもう一歩踏み込むと、このボーナスポイントもGポイント、メトロポイントを経由することより多くのマイルを獲得できるようになります。
ボーナスポイントが200 ポイント=990Gポイントに交換できるため、それをメトロポイント経由とすることで、3,900ポイントであれば5,791マイルととなり、通常ポイントとあわせて15,791マイルで総合的な還元率は1.57%になります。
SFCのクレジットカード保持として最低でも1万円以上かかってしまうことを考えると、私は維持費が年会費の12,420円+リボ払いの手数料わずかのみであり、かつ、還元率が1.57%のANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードのVISAカードを一押しのカードとして考えています。
(クレジットカードの運用方法によって還元率は変動します。)
もう少し年会費を支払っても高還元率のカードがほしいという場合は別ですが、一般的な方にとってはこうしたコストパフォーマンスに優れたカードがお勧めだと思います^^;